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いつどこでどうしてどれみにハマったか報告するスレ
1 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2003/07/05(土) 04:15
漏れは友人に勧められ#2話を見てからハマりますた。
95 名前:
番外・星に願いを 巻機山花
投稿日:2003/12/24(水) 04:47 ID:???
魔女界にもクリスマスがやって来た。
ハナちゃんにとって、4度目のクリスマス。
今年はマジョリカ達と魔女幼稚園のみんなと・・・
「ママたちは、どうしてるのかナァ」
前日からのお店の飾り付けや、プレゼントグッツ作り・・・
はづきはサンタさんのお洋服を作ってくれたっけ・・・
楽しかった、嬉しかったクリスマス。
みんな、みーんなハナちゃんの大切な宝石箱。
だから今年は、ハナちゃんからママたちへ
ちょっとだけ、ナイショのプレゼント。
まだ慣れていない、小さな水晶玉を覗き込みながら、つぶやく・・・
「メリークリスマス・・・大好きなママ」
96 名前:
番外・星に願いを 藤原はづき
投稿日:2003/12/24(水) 04:50 ID:???
小雪の舞い散る川岸、ひとりの少女が泣いている。
「・・・どうしてこんなことになっちゃったんだろう・・・」
寒い冬の日も、変わらず彼はあの川岸へやって来る。
トランペットの練習。小学生のときと変わらない日課
学校で会うことが叶わなくなってしまっても、ここに来れば必ず会えた。
待ち合わせ時間を決めて居るわけでもないので、毎日会えるわけでもない。
会えても、お稽古事があるので、橋の上から手を振るだけの時もある。
それでも、彼女は放課後、毎日川岸へ向かった。
いつしかそれが、私の心の支えとなっていることに気づいた。
だから私は、この気持ちを・・・
彼への「ありがとう」の想いを伝えたくて・・・
「ちょっと難しいけれど・・頑張ってみよう。」
手編みの手袋。
バイオリンのレッスンやお稽古事の合間や
学校の休み時間、クラスメイトに冷やかされながら
少しずつ、拵えていった。
そして当日。しかし・・・
「・・3年生のひとりが風邪で欠席しちゃって・・・
藤原さん、悪いんだけどピンチヒッター頼めるかしら?」
演奏会の代役を急遽頼まれてしまった私は、
終わってすぐに、川岸へ急いだ。
日は暮れて、辺りは既に暗くなっていた。
川岸に彼の姿は・・・なかった。
「今日渡そうと思って、頑張ったのに・・・」
しゃがみ込んで、薄墨色の川の水を見つめる。
そこにはくしゃくしゃな顔をした私の顔が映っていた。が、
・・・!・・・
一瞬、それがあの娘の笑顔に変わった・・・ような気がした・・・
「気のせい・・・よね・・・」
再び川の水を見つめると、今度は何故か映る影が二つに見えた。
・・・!!・・・
ふと、不器用な彼の声が、私の背中から聞こえてきた。
「・・・ヨォ・・・・今日は遅かったな・・・」
97 名前:
番外・星に願いを 妹尾あいこ
投稿日:2003/12/24(水) 04:51 ID:???
「なんか、いつもの年と同じみたいになっちまったなぁ・・・」
「そうやね・・・今年は4人でできると思ってたのに・・・」
幸治とあいこは、そう呟きながら夕食の席に着いた。
寒くなってきたせいか、おじいちゃんが体調を崩してしまい、
2週間ほど前から入院している。
特にどこが悪いと言う訳ではないが、大病を患った後なので
大事をとっての事だった。
しかし、いつ退院できるのかの見通しも立ってはいなかった。
あたしは学校が終わってから、夕方まで
お母ちゃんは、仕事が終わってから病院へ向かう。
また家族全員揃う時間が、無くなってしまった・・・
あ〜アカン、アカン。あたしらしくないやんか!
こんな事思ってても、何も解決する訳やないし、
折角のクリスマスなんやから、もっと明るくならんと・・・
「まぁ、ええやん。
あたしがお嫁さんに行ったら、こうやってお父ちゃんとクリスマス祝うことも
出来なくなるんやから・・・はっ」
今までにも増して、暗い表情になってしまった幸治を見て、
失言に気づき、後悔した。
「あ、え、えーっと・・・アハハ・・・はぁー」
静まり返った部屋の中、2人で夕食を食べ始めたとき、
「ちぃ〜っす!・・・」
声が何処からか聞こえてきたような・・・気がした。
・・・?・・・
「お父ちゃん、今、なんか聞こえんかった?」
「・・・んぅ?いや、何も」
気のせいだろうか?・・・
その時、玄関ドアが開いた。
「ただいまー」
「お母ちゃん、今日は随分早いねんな・・・!」
「本当は明後日からだったんやけど、おじいちゃんが「あいこがクリスマス楽しみにしてるやろ」
って、先生に無理言って退院してきたんよ」
あたしがイチバン欲しかったクリスマスプレゼント。
「ただいま、あいこ」
98 名前:
番外・星に願いを 瀬川おんぷ
投稿日:2003/12/24(水) 04:53 ID:???
おんぷはクリスマスの今日も、仕事だった。
中学に進んで、さらに芸能活動に本腰を入れて、多忙の日々を送っていた。
でもそれは、あの時の私が居たから。
輝かしくて、毎日が素敵だったあの時・・・
何物にも代えられない「たからもの」があるから・・・
だから、私は今日も頑張れる。
次の仕事場への移動中、
街を彩るイルミネーションを見ながらふと、つぶやく
「・・去年までは、みんなでパーティーしていたのにな・・・」
ちょっとだけ・・・思い出に浸らせて・・・
「おーんぷっ!」
「・・・!!」
気がつくと、目の前にハナちゃん
そして、そこは何故かうなぎ屋さんだった。
「おんぷ、今年もお仕事忙しくて、土用の丑の日にうなぎ食べられなかったでしょ?
だからね、ハナちゃんが食べさせてあげる!・・・あーんして」
「うふふ・・・じゃあ、あーん・・・・
「・・・ちゃん・・・おんぷちゃん」
「・・・へぇ・・え?・・・はっ、あ、ママ、何?」
気がつくと、目の前にはママの顔。
怪訝そうでいて、なにか微笑ましいような顔で私を見ている
・・・相当だらしない顔で寝ていたようだ。
・・・夢・・・だよね、やっぱり・・・
「着いたわよ、おんぷちゃん」
車のドアを開けて、表に出ると、ふと目の前に人が立ち塞がった。
「・・えっ?」
それはサンタクロースの格好をした・・・
「スケジュール、無理言って開けて貰ったのよ・・・それで、折角だからおんぷちゃん
には内緒にして驚かせようって・・・パパったら・・・」
・・・今年も素敵なクリスマスになりそう・・・
「・・・メーリークリスマス、おんぷ」
99 名前:
番外・星に願いを 飛鳥ももこ
投稿日:2003/12/24(水) 04:56 ID:???
NYに戻って、2年ぶりのベス達とのクリスマスパーティー。
ワタシの作ったケーキをみんなが食べてくれる。
「やっぱりももこのケーキは美味しいワ」
「そうそう、でも、なんて言うか・・お店で売ってるのと違って・・・」
「うんうん、そう」
「・・なんか温かい気持ちになれるのよね、ももこのケーキ」
不思議だった。
ワタシはもう魔法を使う事は出来ないのに・・・
みんながそう言ってくれる。
ケーキを、お菓子を作るとき、いつもワタシは思い出す。
マジョモンローに教わった時の事を・・・
みんなでスゥイートハウスをした時のことを・・・
そんな素敵な想いを、練りこんでゆく。
何物にも代える事の出来ない、とっておきのトッピング。
「そうだ、アレを作らなきゃ・・・怒られちゃう」
いつもワタシの作るプリンを楽しみにしていた・・あの娘
今はどうしているだろう?
きっとまた、プリンを食べたがっているだろうナ・・・
沢山食べさせ過ぎて、お腹を壊してしまったことや、
野菜嫌い克服のためにかぼちゃプリンを作ったこと、
修学旅行行くときに「手づくりのプリンならタダだから幾つ持って行っても良い」
なんて言ってた事・・・
「ホントにプリンが好きだったなぁ・・・」
「・・でも、もものじゃなきゃダメなんだよ?・・・」
「ん?・・・ハナちゃん??」
でも、辺りを見回しても誰も居ない。
「・・・フフッ・・きっと食べにきてくれたのね。チョット待っていて」
「ももは、きっとステキなパティシエになれるよ。ハナちゃん保障しちゃう。
んで、もものお店の一番最初のお客さんなんだからね。・・約束だよ。」
「・・・ももこ、どうしたの?」
気がつくと、ベスと2人テラスに出て居た。
「あ、ウン・・・日本に居た頃にね、ワタシの作るプリンがとっても好きな娘がいてね
・・・その事思い出してたの・・・」
「すごいんだね、ももこ
アメリカだけじゃなく、日本にもファンが居るなんて・・・
なれるよ、きっと、ももこならパティシエに
わたしも応援してるからね。」
「ウン、ワタシ頑張る!・・・アリガトウ」
100 名前:
番外・星に願いを 春風どれみ
投稿日:2003/12/24(水) 04:58 ID:???
「あーあ、あたしってば・・・ハァ・・・」
お決まりのフレーズも言えないほど、落ち込んでいた。
原因は小竹。
いつものように、ほんの些細な口げんかだったのに、
「お互いが好きあっている」という噂で、意地の張り合いになってしまい、
もう2週間近く口を利いていなかった。
この事で、あたしは自分の弱点に気づいた。
ドジとかおっちょこちょいなんて言う事より、もっと決定的なこと・・それは
「人に嫌われること」だって事に・・・
そんな、クリスマスの日
とぼとぼと公園にやって来たあたしは、必死になって何かを探す小竹を見つけた。
・・今は会いたくないナァ・・・でも、困ってるみたい・・
・・うー・・・・・・・よし!
「・・・小竹、どうかしたの?」
「・・どれみ・・パルが・・・居なくなっちまって・・・
オレ、あいつに・・ちゃんと言っていかなかったんだ。
サッカーの合宿で留守にするって・・・それで、アイツおれが帰って来ないこと
すごく心配してて・・それなのにオレ・・アイツの気持ち気づいてやれなくて・・」
意外だった。
ケンカしている事も忘れて、一生懸命に・・・
こんなにも、気持ちが解かるヤツだったなんて・・・
「なんとかしなくっちゃ!」
さっきまでの惑いなんて、もう感じていなかった。
ただ、小竹を助けてあげたい・・・その気持ちだけだった。
「あたしも一緒に捜すから、ねっ?」
「・・うん・・・・・・ありが・・とう」
小竹とあたしは手分けして、パルの行方を捜した。
でも、商店街、公園、学校、浜辺・・・街中どこを捜しても見つけられなかった。
一体何処まで行ってしまったのだろう?
こんなとき、魔法が使えたら・・・
「・・・ポーロリンピュアリーンハナハナーッピッ・・・」
「???・・・なに今の声・・ハナちゃん??」
「・・あれ?・・あたし、どうなっちゃったんだろう!?・・・
この感覚って、確か・・・犬になった時の・・・
って、あたし、犬になってるじゃん!!」
覗き込んだ水溜りには、まさしくあの時の「忠犬どれみ」が映っていた。
あたしはまた走った。
犬になったあたしの鼻で、パルのかすかな匂いを嗅ぎ付けて・・
隣町の高久市までやって来て、足が止まった。
河原に、ポツンと・・・
まるで・・さっきの小竹みたいに・・寂しそうにして・・・
その犬はいた。
「探したよ?パル」
「・・ウゥーッ」
不思議そうにあたしの匂いを嗅いだパルは、急に唸り出した。
「まって、あたし、ホントは人間なの」
そう言った途端、急に視線が高くなった。
魔法が解けて元の姿に戻ったのだ。
程なくして、小竹もその場所に着いた。
何度も何度もパルに謝って・・・
その気持ちをきっと、解かってくれたのだろう
小竹の頬を伝う涙を、そっと舐め取っていた。
そして抱き合って喜んだ。
・・・なんだか2人、兄弟みたい・・・
「・・あの・・あのさ、ありがとな・・・それから・・・ごめん・・・」
「んーん、あたしこそゴメン。意地張っちゃって・・・」
小雪が舞い散るクリスマス。
でも、2人の心は「台風一過」のように晴れ渡っていた。
そして、ちょっと頬を赤らめながら、小竹は言った・・・
「どれみ・・・メリークリスマス」
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