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いつどこでどうしてどれみにハマったか報告するスレ
1 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2003/07/05(土) 04:15
漏れは友人に勧められ#2話を見てからハマりますた。
105 名前:
12
投稿日:2004/01/05(月) 00:55 ID:???
「・・・・・・・・・・」
「・・・そうよね、折角のお話だけれど・・・お断りしましょ
「ちょっとだけ・・・時間をちょうだい・・・ママ・・・」
いま、わたしの心の中はやじろべえのように揺れ動いている。
別に、芸能人として格が落ちた訳でもない。
普通なら、まず間違いなく断わるだろう。
でも、わたしはこのお仕事に、すごく興味があった。
このわたしに、この役をどう演ずる事が出来るだろうか?
わたしの演技を見た人たちは、どんな反応をするだろうか?
でも・・・
そのわたしを見て、わたしへの見方が変わってしまうかもしれない・・・
ひょっとしたら、わたしを嫌いになってしまう人もいるかも知れない。
・・・・・・・・・・
翌日 美空町にある喫茶店。
「なんか、毎日のように電話で話してるから、そんな気がしなかったけど、
会うのは久しぶりだネー」
「う・・ん、そうだね・・・」
わたしを変えてくれたひと・・・
いまのわたしが居るのは、このひとのおかげ・・・
そして、わたしは・・・
だから、この惑いを打ち明けたかった。
このひとに一番最初に。
きっと、またわたしを・・・わたしの心を・・・
「あのね・・・もし・・もしもよ・・わたしが・・・
わたしが人を騙して、罠にはめて・・・軽蔑されて・・・
みんなから嫌われるようなコになっちゃったら・・・どうする?」
「・・・どうしたの、突然?・・なんだかヘン
「どうしても聞きたいの・・・お願い、答えて!」
びっくりした顔で、暫くわたしをみていたが、
ふと、優しい笑顔になった。そして・・・
「おんぷちゃんは絶対そんなコトする人じゃないって、あたし信じてるから。
・・・でも、もしそんな事になっても、あたしはなんにも変わらないよ。
どんなに人に嫌われたって、おんぷちゃんはおんぷちゃんなんだもん。
・・・忘れちゃダメだよ・・・あたしたちが大親友だってこと。
・・・あたしが生き続ける限り・・・
おんぷちゃんのコト・・・ずっと、ずっと大好きだから!」
・・・・・・・・・・
『瀬川おんぷ、悪役初挑戦!!』
その翌日の芸能ニュースやスポーツ紙がこぞって取り上げた。
あのひとはまた救ってくれた。
わたしの、惑いの心を・・・
まるで、ピンチの時に駆けつける、正義の味方みたい。
あのひとが居るから、わたしは今日も頑張れる。
わたしに、どんな事があっても・・・
だって、わたしも・・・
どれみちゃんのことが大好きだから。
〜瀬川おんぷの悪役志願・おわり〜
106 名前:
12
投稿日:2004/01/05(月) 01:32 ID:???
このスレをご覧の有難いお客様
あ け ま し て お め で と う ご ざ い ま ス
で、今年最初の駄文ですが、カナーリ異色な番外になってしまいました。
ホントはもういっこのハナちゃんネタを先にする予定だったのですが・・・テヘ
理由が判っちゃうと、つまらんモノが余計つまらなくなるので、タイトルを後付けしてみますた。
>> 71 さん
特に意味は無かったとは・・・ハヤトチリハズカスィ・・・
でも感謝です。
どれみ編ですが、実はこれ、パルの場合の補完で、某スレの保守用に書いていたものだったのですが、
どうも妙に長くなってしまって、没。再度、設定だけ取って書き直し、「クリスマス編」に仕立てたモノなんです。
だもんで、今度は季節が違っちゃったりして、某○○店復活期待SS(駄文)にしようと企んでいたのですが・・・
本当に救いようの無いバカですネ。ハァ
>> 104 さん
ありがとうございます。
いやぁー
こんな駄文で感動して頂けるとは・・・こちらこそ感動です。
いつまで続くか解かりませんが、
今年も「いつどこでどうしてどれみにハマったか報告するスレ」
をどうぞ宜しくお願い致します。
107 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/01/05(月) 22:35 ID:???
うむ。
今年もこのスレは良いスレだ(偉そう)
>>105
むしろおんぷちゃんの懸念は、
すぐテレビに感化されるどれみさんへの影響かw
「ワルって格好イイ〜! あたしもやってみよっ♪」
108 名前:
12
投稿日:2004/01/07(水) 02:02 ID:???
「もう一年近く住んでいるのに、こんなにゆっくり散歩するのって初めてかも」
急なお仕事のキャンセルで空いた時間。
わたしは、自分の住む町並みを歩いていた。
銅像や池のある公園、てっ辺まで200段の階段がある神社
遠く海まで見渡せる展望台、前を通ると良い香りのする石鹸工場・・・
こんなに近くにあるのに、初めて見るものばかりだった。
歩道を往く足が止まる。
ふと、電柱の看板に目が留まった。
「スクールゾーン」
学校の近くなら、何処にでもあるありふれた看板。
でも、わたしはその右隅に書かれた数字に「はっ」となった。
「 99・10 」
それは、わたしが美空市に越してきた日。
美空小に通い始めた日。
あいちゃん、はづきちゃん、そしてどれみちゃんに出逢った日。
「この時はまだ、わたしはイヤなコだったな・・・」
その看板は、その上に掲げられた質屋の宣伝看板より新しく見えた。
まるで、昨日付け替えられたかのように綺麗だった。
もう、4年も経っているのに・・・
でも、角を曲がった、違う電柱にあるスクールゾーンの看板は
錆び付き、字も少し読みにくくなっていた。
でも、掲げられた年は同じ
「 99・10 」
おそらく、近くにある高い建物のビル風の影響で、
他の電柱より雨風が激しく吹き付ける為だろう。
長いように見えて、短かった4年・・・
短かったけど、色々な事を経験し、沢山の人達に出会い、
時には辛いこともあったけど、
頑張って、みんなで乗り越えて、
そして、すばらしい「たからもの」を手に入れた
わたしにとって、かけがえのない4年・・・
「・・・ヤダ、わたしったら・・・何泣いてるんだろ・・・」
感傷に浸るには、まだ幼すぎるだろうか?・・・でも
何故か懐かしく、何故かせつなくて
・・・あのときに戻れたらな・・・
わたしのココロが、ふと呟く
魔女に戻ったとしても、到底無理な
叶わない願い・・・だけど
「ちょっとだけ・・・思うだけなら・・・許して・・・」
電柱に、蛍光灯の淡く白い明かりが灯る。
気が付けば、辺りは暗くなりかけていた。
今日があるから、明日がある。
明日があるから、未来がある。
「あしたが昨日だったら、未来が来ないモンね・・・テヘッ」
〜 瀬川おんぷの日常 おわり 〜
109 名前:
12
投稿日:2004/01/07(水) 02:25 ID:???
という訳で、おんぷ編突入です。w
ゴメンナサイ・・・本編である「の場合」シリーズの方、行き詰まってしまって・・・
暫く、どれみさん以外の駄文が続くかも知れません。
でも、スレの趣旨と違って来ちゃうので、もし「どれみさんじゃなきゃダメ」とか
「こんなのなげおんに書け」など思っておられる方、居られましたら仰ってください。
>>107
さん
実はこれ、中のお方が「ローズマリー」を演てておられるのから取ったネタなんですが、
如何せん、私「明○の○ー○ャ」を見ていないので詳細(悪役ぶり)が解からず・・・テヘッ
感化されるどれみさんも、フリだけで終わるでしょう。
ドドの不良少女みたいにw
110 名前:
71
投稿日:2004/01/07(水) 20:46 ID:???
12さん、新作乙カレ〜&あけおめ。
ローズマリーの悪役ぶりは知らないほうがいいですよぉ。ありゃ酷いからねぇ。
思い出しただけでも…ひや〜〜
さて、「の場合」シリーズが行き詰ったと言うことですが、新境地が開けてまたイイじゃないですか!!
今まで沢山の「場合」シリーズ書いてきたんだし、行き詰るも当然と言えばそうだと思ふ。
それに「ここはもう12さんのスレだ!!」と言っても過言ではないから、
12さんが書きたいとか読んでほしいと思った作品を書いてイイと思ふよ。
では最後にダメ出しを(感想じゃないのかYo!
悪役志願編でのどれみさんの台詞「あたしが生き続ける限り」は重過ぎると思ふ。
日常編は感傷に浸る♪さんがとてもイイと思ふが、コレが♪さんの「日常」かと思ふとやや凹む。
111 名前:
12
投稿日:2004/01/08(木) 02:25 ID:???
嬉しかった。
また少し、夢へ・・・目標へ近付く事が出来る。
わたしにとって、はじめての舞台のお仕事。
出演者は芸能界でも指折りの名役者ばかり・・・
ワンシーンのみの出演だったが、一も二もなく引き受けた。
顔合わせ。
わたしは、少しだけ気掛かりな事があった。
主演女優の和泉キリ子・・・舞台だけでなく、老舗テレビドラマの主演も張る兵だ。
その彼女にはある噂があった。
・・舞台袖で、出番を待つ子にプレッシャーを掛けたり、
多忙で本読みが遅れている子の台本を取り上げたり・・・はまだ良いほうで
舞台でセリフを間違えて、終演直後にいきなり頭からバケツの水をぶっ掛けられた・・などなど
いやな噂が尽きなかったからだ。
「おんぷちゃん、舞台は初めてなんだって?
解からないことがあったら、あたしに何でも聞きなさい。よろしくね。」
意外・・・いい人みたい。
・・・ウワサを信じちゃいけないよ・・・か・・・
「はい!こちらこそ、宜しくお願いします。和泉さん。」
リハーサル。
テレビやラジオとは違い、何日にも渡り、入念に繰り返された。
「女王様・・・わたしは何をお持ちすれば良いのでしょうか?」
「そうね・・・おまえは、この宮殿の何処に眠る、金の器、銀のさじを持って参れ」
無事に進み、ついに本番の日を迎えた。
「観衆に押されちゃダメよ。
絶対に「自分の演技を見てもらうんだ」って胸張っていくのよ」
「ハイ、頑張ります!」
そして、私の初舞台が幕を開けた。
「女王様・・・わたしは何をお持ちすれば良いのでしょうか?」
「そうね・・・おまえは・・・マール宮殿の庭に咲く、古に伝わる紫の薔薇を持って参れ」
???!!!・・・やられた!!・・・・でも、負けられない。
「・・・はい・・マール宮殿の庭に咲く・・古に伝わる紫の薔薇。お持ちいたします。」
・・・ふぅ〜・・・
舞台が跳ねて、わたしは和泉さんの楽屋を尋ねた。
「フフッ・・伊達にチャイドルやってませんよ・・って顔してる。
流石ね、初舞台で、しかも急なアドリブを上手くかわすなんて・・・
でもまだまだね。「咲く」と「古」に間があったわよ・・鍛錬なさい。」
思わず出そうになった言葉を噤んで、堪えた。
落ち着くのよ、冷静になって・・・うん、よし・・・
「・・・わたし、和泉さんの噂、聞いていました。」
「その通りだったでしょ?ハハハ」
「でも、噂は噂・・和泉さんはホントは良い人なんだ・・って
芸暦も、歳だって、半世紀ぐらい離れてるわたしに
舞台女優としてはまだ赤ん坊の私に、対等に接してくれている・・・
ああ、このお仕事引き受けて、間違いは無かった。って今でも思ってます。」
「うそつけ!」
と一言言ったきり、彼女は煙草を蒸かし、黙ってしまった。
そして、吸い終わって、苦笑しながら・・・・
「アンタみたいな面白いアクション起こしたのは初めてダワ・・・
実を言うとあたしもね、人様の事をあんまり大きく言えた義理じゃあないのよ・・・
あたしのデビューはね、レポーターだったの。
体当たりと毒舌でさ、一躍有名よ・・・「一番キライな女優」としてねっ・・ハハ
でもね、誰もがやりたがらない事だから、やれば皆からヤな女だって思われるから
あたしは、進んでこの仕事を引き受けたの。
そうする事で、世の中に「和泉」の名が広まるじゃない・・
良い噂じゃなくてもいい、とにかくあたしを知って欲しかった・・・
・・・だからね、あたしの嫌がらせの半分は、もし、この子が将来落とし穴に嵌った時に
どうすれば良いか・・・ってのを身をもって教えてあげてるの。
あとの半分は・・・下積み時代の仕返しよッ・・ハッハハハー」
理屈が合っているのか?いないのか?
冗談なのか?本音なのか?
でも、やっぱり・・・
「和泉さんって、ホントにいいひとなんですネ」
「・・・バーカ言ってんじゃないよ!・・・煽てたってなんにも出ないよ」
言葉とは裏腹に、ちょっぴり顔が赤くなっていた・・・
「女王様・・・わたしは何をお持ちすれば良いのでしょうか?」
「そうね・・・おまえは・・・魔女宮殿に伝わる、古の食欲が無くても美味しく食べる事の出来る、
火を使わない季節のお菓子を持って参れ」
でも、言葉どおり・・翌日の舞台も、彼女のアドリブラッシュだった・・・
舞台終了後の記者会見で、彼女が残したコメント。
「この舞台であたしは・・・よい「友達」が出来ました。
その人は将来、間違いなく大物になりますから・・・楽しみにしていてください。
〜 瀬川おんぷの渡る世間に鬼はなし おわり 〜
112 名前:
12
投稿日:2004/01/08(木) 02:46 ID:???
という訳で、初舞台編です。
サクヤさんのような舞台女優を目指しているおんぷちゃんなら、こんなエピもありかな?と
キリ子さんのモデルは言うまでも無いでしょうアノお方です。w
>>71
さん
うむむ・・・そうですか
どれみさんならきっとこれぐらい想っているんじゃないかなぁー、と思ったのですが・・・
日常編に関しては、タイトル付け失敗でしたね。
つーか、コレ私の体験談なんスよ・・・ホントは99.2(どれみの始まった月)なんですが、
マジでネガティブに生きているなぁ、自分・・・と思ってみたり。テヘッ
113 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/01/08(木) 03:44 ID:???
まあ、どれみさんならそれくらいの覚悟を、素で言っちゃいそうですけどね。
しかも、本人に言葉の深刻さの自覚はなしw
>キリ子さんのモデル
勿論言うまでもありませんね。元老院の・・・マジョサリバン!(違!
114 名前:
12
投稿日:2004/01/09(金) 03:28 ID:???
「・・・わたし、なにやってんだろ・・・こんなとこで・・・」
冬休みの最終日
わたしは、久々に1日完全オフだった。
前々からママに頼んで、この日美空市に戻ってどれみちゃんやはづきちゃんに会うつもりでいた。
しかし、「突然行って驚かせてやろう」と彼女たちに連絡していなかったのが仇となってしまった。
どれみはスキー合宿、はづきは演奏会で家にはいなかったのだ・・・
美空駅ホームのベンチ
「これからどうしよっかなぁー・・・・・・はぁー・・・」
「・・・せーんろはつづくーよーどーこまーでーもー・・・」
お父さんと手をつないだ小さな男の子が口ずさむ。
・・・これから二人でお出かけかぁ・・・羨ましいな・・・
「・・・線路は続くよ、何処までも・・・か・・・よし」
丁度、入ってきた下り電車に、わたしは乗り込んだ。
行くあての無い、同行者もいない・・・きままな小旅行気分・・・
電車は美空市を離れ、南下してゆく。
車両基地のある可奈沢、海軍の港町横巣賀を通り
だんだんと住宅地が少なくなり、田畑や小高い山が見えてくる。
そして、終点の岬口駅へ到着した。
駅から暫く、畑道を歩くと、海に出た。
美空の海と違い、荒い波が打ち寄せる海岸
見渡す限りの大海原
岩場に座り、海を見つめる。
少し暖かな、小春日和。
水平線の彼方を行き交う船、空を飛ぶ鴎
・・・あの鳥は何処から来て・・・何処へ帰ってゆくのだろう・・・
そんなことを、ぼんやり考えている・・・と
ふと、浜辺で何かを探しているような女の子が見えた。
近付いて話しかけてみる。
「探し物・・・かな?」
「・・・えっ・・・えっと・・・その・・・」
不思議な感じがする。
初対面なのに、なんだか・・・初めてじゃないような・・・
「・・・このあいだね、パパとママとここに来たの。でね、そのとき髪留めを無くしちゃったの
3歳の誕生日にパパからプレゼントしてもらった、わたしのたからものなの。
だからわたし、今日はママに頼んで探しに来たの。」
「そっかぁ・・・それじゃ、お姉ちゃんも探してあげるよ。」
「ホントに?ありがとうおねえちゃん」
2人で探し始めたものの、髪留めはなかなかみつからなかった。
ここは潮が満ちてくれば水に浸かってしまうだろうから、流されてしまったのかも知れない。
「・・・どうしよう・・・みつかんないよぅ」
いまにも泣き出しそうな顔の女の子
どうしよう・・・そうだ
「こらこら、泣いちゃダメ、かわいいお顔が台無しになっちゃう・・・
代わりにわたしのヘアゴムあげるから・・・ダメかなぁ」
「・・・ホントにぃ・・・でも、おねえちゃんの・・・」
「いいのよ、わたしは替えがあるから・・・」
本当はこの子とおんなじ・・・わたしのたからもの・・・
でも、いいよね・・・
「ゴ、ゴメンネ・・・お姉ちゃん片っ方しか結ってないから1つしか無いけど・・・」
「ううん・・・これでいいの、わたし大切にする。ありがとう!!」
とびっきりの笑顔になった女の子
岩場に出来た水溜りで、自分の顔を覗き込む。
「えへへ・・・がくふのおんぷみたいでとってもステキでしょ
・・・わたしのおなまえといっしょなんだよ・・・」
・・・えっ?・・・
「ママが心配するから、わたしもう帰らなきゃ・・・
おねえちゃん、ほんとに、ほんとにありがとう・・・それじゃあね、ばいばい」
・・・思い出した。
パパにプレゼントして貰ったヘアゴム・・・一度海で無くしたことがあった。
・・・これって・・・この子って・・・
はっ、となって振り返ると、もうそこに女の子の姿は無くなっていた。
「ピリリリリ、ピリリリリ」
・・・どれみちゃんからだ
「・・あ、もしもしおんぷちゃん?
ズルいヨーなんで言ってくれなかったのさぁ・・・
今帰ってきたから、これから会おうよ
はづきちゃんも演奏会終わってこれから来るって言っているからさ、ね」
「・・・ウン」
あのヘアゴムは、もういちど歩むんだよね・・・いままでのわたしを・・・
・・・どれみちゃん達と、また出逢えますように・・・
〜 瀬川おんぷの季節はずれの海岸物語 おわり 〜
115 名前:
12
投稿日:2004/01/09(金) 03:51 ID:???
いやぁ、書き始めて気付いたんですが、おんぷちゃんて
他のキャラでは浮かんでこないようなシチュがポンポン出てくるんですよねぇ
「なげおん」や「弱気な」スレに活気があるのは、こういう事なんでしょうかね
どうなんだろ?
>>113
さん
そうっスね
サリバン氏は泉(ryで、ドン氏は赤木(ry・・・かなw
116 名前:
じゅうに
投稿日:2004/01/13(火) 01:20 ID:???
ぷーるるんぷるんふぁーみふぁーみふぁー。
117 名前:
12
投稿日:2004/01/13(火) 01:21 ID:???
「わたしはひとりでいい・・・ひとりで生きてゆく」
芸能人であるが故に、わたしは学校のクラスでも孤立していた。
自分の心に囲いを作り、誰も近付けさせなかった。
ワガママで、自分の思い通りにならなければ、
その事実をも捻じ曲げてしまう・・・
気づいたら、わたしのまわりには誰も・・・
誰も居なくなってしまった。
そして、わたしは転校をした。
その先でもわたしは、何一つ変わらなかった。
でも・・・
一人の少女が、わたしの囲いを・・・
閉ざした心に飛び込んできた。
初めは鬱陶しい「なんてお人よしな、バカな子」って思っていた。
けれど、少しづつ・・・すこしづつ
彼女のことが好きになっていった。
ある日、わたしは仕事に使う台本を学校に忘れて下校してしまった。
それを見つけた彼女は「これがなくっちゃ大変だ」
と、わたしを追って走った。が・・・その途中・・・
交通事故に遭ってしまう。
「もう・・・助からない・・・」
その事実を悟り、わたしは決心する。
こんなわたしをいつも信じてくれた、そして心を救ってくれた・・・
わたしの一番大切なひと
助けなくっちゃ・・・
たとえこの身がどうなってしまおうとも・・・
わたしには、それができる。
・・・そう・・・わたしは魔法使いだから・・・
「・・・さようなら・・・」
魔法は成功した。
彼女は元通りに、元気になった。
そして、わたしの記憶は彼女から消された・・・
それが魔法使いの掟だった。
わたしの事を覚えていたら、きっと彼女は悲しむ・・これで良かったんだ
・・・でもね・・・わたしは・・・
「あなたのことを、絶対忘れないよ・・・ありがとう」
・・・・・・・
この台本を見た時、わたしはビックリした。
ひょっとして、ゆき先生が書いたんじゃないかと疑ったくらいだ。
でも、引き受けて本当によかった・・・
それは、このテレビドラマが終わって直ぐの事・・・
・・・・・・・
「あ、見ていてくれたんだ。どれ・・・
「・・・あ、あのね・・・あたし・・・あたしは・・・忘れ・・・ないから」
「・・え?・・・
「・・あたしは・・・記憶が消させても・・・絶対忘れないから・・・
こんな事・・・絶対しちゃ・・・ダメなんだから・・・
・・あたし絶対許さないからね」
そして、受話器から聞こえる彼女の泣き声・・・
嬉しかった。
嬉しくて・・・嬉しくて・・・わたしも泣いた。
お互い、物語の中のお話だと解かっているはずなのに・・・
ふと、和泉さんが言っていた事を思い出した。
とある舞台の物語の原作者に
「この役はあなた以外考えられない。あなたがいるからこの役があるんだ」
と言われた時、こう思ったそうだ。
わたしも今、きっと同じ思いなんだろうな・・・
「役者やっていてよかった。」
〜 瀬川おんぷの役者冥利 おわり 〜
118 名前:
12
投稿日:2004/01/13(火) 01:36 ID:???
という訳で、懲りもせずおんぷタン編です。
和泉さんの言葉は実話で、藤子F不二夫さんの葬儀の時、大山のぶよさんが
仰られていたとこから取らせて頂きました。
大山さんがインタビューの締めに使った言葉
「こういうのって、役者冥利に尽きますね。」ってのがタイトルの由来です。
119 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/01/13(火) 02:33 ID:???
そうか、だからのぶ代さんは今でもドラえもんだけは続けてらっしゃるんだなあ。
>他のキャラじゃ思いつかないようなシチュ
案外、おんぷたんをそんな懐の広いキャラにしたのは、
この板の仕業かもしれないw
120 名前:
12
投稿日:2004/01/13(火) 19:32 ID:???
夢を見た。
わたしは、お仕事を終えて、雑貨ショップMAHO堂へ向かっていた。
3時半、みんなは丁度、午後のお茶を終えたところ
「あっ、おんぷおかえりー」
みんなが仕事に戻る中、ハナちゃんだけがテーブルから離れていなかった。
テーブルの上には何か・・・置いてある。
「これね、ももがつくってきたんだよぉー もう、スッゴクおいしかったんだよー」
わたしの為にとって置いてくれたんだぁ・・・
ももちゃんの手作りかぁ・・・美味しそう。
「じゃ、お仕事の前に・・・いただきまぁー・・・?」
・・・じいーーーっ・・・
ハナちゃんが見つめてる。
あ、そうなのね・・・ウフフ
「ハナちゃん食べる?」
「うん・・・(ブンブン頭を振って)・・い・・いいの、ハナちゃんもう食べたから
・・・おんぷが食べて。」
「でも、ハナちゃん食べたいでしょ?プリン」
「・・・・・・」
「じゃあ、半分こしよっか?」
「ウン!!」
ハナちゃんったら、もう・・・
でも・・・本当はまだ2歳なんだよね・・・ママの愛を育んで、もっと甘えられる・・・
なのに・・・わたしは・・・
「どうしたの?おんぷ」
「・・・わたしね、ハナちゃんがこんなに立派な子に育ってくれて、とっても嬉しいの
・・・だからね、これからもずっと・・・いい子でいるんだよ。」
「うん、ハナちゃんがんばる!」
・・・おんぷも立派な女優さんになってね・・・
・・・ハナちゃん、応援してるよ・・・いつも見てるからね・・・
・・・だいすき、おんぷママ・・・
・・・えっ」
気が付くと、朝。自分のベットの中だった。
・・・・・・
今日の給食、デザートはプリンだった。
「・・・・・・」
「あれぇ・・・瀬川ってプリン嫌いだったっけ?」
「ううん・・・そうじゃないんだけど・・・」
・・・また半分コしよっか?・・・
〜 瀬川おんぷのハナ女王様がみてる おわり 〜
121 名前:
12
投稿日:2004/01/13(火) 19:43 ID:???
このタイトルを付けたいから書いた・・・のではないですヨ・・・テヘッ
>>119
さん
私も初めて♪chに来て、なげおんを読んだ時は物凄い衝撃を受けましたです。
でも、なげやりなおんぷたんも、なげやりでないおんぷたんも好きになれるのが
作り手さん達の凄いトコだと思いました。
122 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/01/14(水) 23:10 ID:???
おんぷ様の、またあの世界の似合いそうなこと!
…飽く迄この板的にですがw
こんなのありましたよ。
http://onpuch.s40.xrea.com/test/read.cgi/doremi2/1027068989/l50
123 名前:
71
投稿日:2004/01/15(木) 00:04 ID:???
新作ラッシュDA!!
12さんの♪様への愛が伝わってくるようでおま。
…カンソウガマトマラズ、バクシ。ドドォーン…
◎(´・ω・)◎モヒョリ。
124 名前:
12
投稿日:2004/01/19(月) 23:48 ID:???
それはまだ、あたしが幼稚園に通っていた頃
「ちゃんと覚えた?どれみ」
「うん・・・えっと、きゅうりときゃべつ、たまごに・・ステーキ!!」
「じゃあ、おサイフ無くさない様に、車に気をつけて行って来るのよ」
「はぁーい、おかあさんいってきまぁす。」
お母さんに初めてお遣いを頼まれた時の事。
八百屋さんでキュウリとキャベツ、スーパーで卵とステーキ肉を買って
帰る途中の出来事だった。
「・・・クゥー・・クゥー・・・」
?・・・それは道端に置かれていた、ダンボール箱から聞こえてきた。
「わんちゃん!」
「・・・クゥクゥ・・ワン!」
捨て犬だった。・・・まだ子犬の・・・
あたしを見て尻尾を振って、目をじっと見つめてる。
「わんちゃん、すてられちゃったのぉ?」
「キューキュー・・・」
「おなか・・すいてるの?」
「ワン!」
・・・・・
「・・・おかあさん・・ただいまぁ・・」
「おかえり、どれみ・・遅かったわね。でも、ごくろう様」
「・・・・・」
「・・・あら?ステーキ肉が無いじゃないの?どれみ」
「・・・ごめんなさい・・・わんちゃんにあげちゃったの・・・
・・おかあさん・・おかあさん、ごめんね・・・ウアアン」
あたしは、帰り道で会った子犬にお肉をあげてしまった。
でも、おかあさんは・・・
「・・いいのよ泣かなくって、どれみは子犬の気持ちが判ったんだね。
お腹がすいてるって・・放っておけなかったんだ・・・
でも、今度からはちゃんと買ってくるのよ?」
「うん」
ドジを怒らずに、優しく頭を撫でてくれた。
「そのおサイフは、お遣いのご褒美にどれみにあげる。
ちゃんとお遣いが出来るように大事に使うのよ。」
「・・・おかあさん、ありがとう!!」
・・・・・・・・
あれから、もうすぐ10年経つんだなぁ・・・
「かよちゃーん、たいやき買って来たよー。」
「ありがとう・・・あっ、どれみちゃんっておサイフ、ガマ口なんだね。」
「うん、これ、子供の頃から使ってるんだぁ」
「ウフフ・・・なんか、どれみちゃんにピッタリだね。」
「・・・ムッ・・古臭いって言いたいんでしょ?」
「違う違う・・その、なんて言うか・・・ガマ口って、あまり実用的じゃないけど
・・・なんか、温か味があって、親しみやすい・・・
まるで、どれみちゃんみたいだな・・って思って」
「・・ふーん・・・そっか・・・エヘヘ」
・・・ありがとう、おかあさん・・・大好き。
〜 どれみのがまぐち おわり 〜
125 名前:
12
投稿日:2004/01/20(火) 00:11 ID:???
本編で、何度か出てきているどれみさんのガマ口財布。
魔法少女アニメのヒロインが使う代物じゃないでしょ・・・普通
でも、なんか、ピッタリ合ってるんですよね。どれみさんに
で、こういうエピがあったらいいな・・・編です。
>>122
さん
実は最初、内容とか知らずに、
このスレで「マリ見て」を知ったという・・・テヘッ
で、知らぬ間に過去ログ落ちしていたという・・・
>>71
さん
感想なんていいです。こんな短い駄文ですんで・・・
反応して頂けるだけで幸せダス!
これからも宜しくお願いしまつ。
126 名前:
じゅうに
投稿日:2004/01/21(水) 01:30 ID:???
ぷーるるんぷるんすずやかにー。
127 名前:
12
投稿日:2004/01/21(水) 01:30 ID:???
町外れにある小さな観賞魚店、いわゆる「きんぎょやさん」だ。
「・・・ここよね・・うん、よし」
自動ドアではなく、昔ながらのガラス木戸をガラガラと開け、入ってみる。
お店の中は狭く、暗い
所狭しと配された水槽からは、ブクブクというエアポンプの音が聞こえる。
「・・何かお探しかな?」
なんというか・・・頑固親父風・・・初老の店主がわたしを睨みながら尋ねる。
・・・わたし、歓迎されてないのかな・・・
「・・あの・・ごめんなさい、買いに来たんじゃないんです。
ちょっと・・熱帯魚を見たくて・・・だめ・ですか?」
「・・いや、いいよ」
それだけ言うと、店主はまた広げて読んでいたスポーツ紙に目を移した。
・・・ふー、断られなくて良かった。
お店の熱帯魚は、沢山いた。
黄色に、赤に、緑に、青色・・・中には骨だけ見える透明なお魚まで・・・
ゆったりと皆と一緒に泳ぐ魚
見ている間、一時も動かない魚
かと思うと、縦横無尽に動き回り、相手の魚をも追い掛け回す暴れん坊もいたり・・・
ほんと、いろいろで・・・
わたしは、水槽から目が離せなかった。
「・・また明日も・・来ていいですか?」
「・・ああ、いいよ」
新聞を読みながら、無愛想に返事をする。
「あの・・わたし、迷惑・・ですよね。
ほんとは買ったりしなくっちゃいけないのに・・・
でも、1、2種類のお魚じゃだめなんです。
大人しい魚、暴れん坊の魚、みんなといつも一緒の魚・・・沢山のお魚を見ていたいんです。」
店主は、顔を上げ、わたしをジッと見てから視線を戻して
「・・珍しいお客さんだ・・・
さっきも言ったろ、明日も来てもいいよ。」
今度はちょっと・・ほんのちょっと・・優しく聞こえた。
「はい、ありがとうございます!」
・・・・・・
わたしは、次の日もそのまた次の日もお店に通った。
でも・・・
「見えてこないんです。この子達の気持ちが・・・」
「・・気持ち・・かぁ・・・」
店主は、立ち上がり、水槽の魚を眺めながら続けた。
「・・・オレやあんたと同じだよ。
大人しくしてるやつだって、本当はかまって貰いたくて、
わざと大人しいフリをしているだけかも知れない。
逆に、暴れてるヤツも、意中の子にいいトコ見せたくって
しているだけなのかも知れん。
こいつらだって人間と同じ。相手のココロの中なんて見えやせんよ」
・・・・・・
1週間後、舞台の初日挨拶にて
「おんぷちゃんの今回の役ですが、
セリフの全く無いこの役をどう演じられるか話題になっていますが・・」
「・・・この役は、好き、キライ、それに怒ったり、笑ったり
言葉に表すことはできないけれど、でも、わたしたちと同じココロを持ってる・・
人間と同じ「すてきな感情」を表現できるよう、精一杯演じてみたいです。」
・・・・・・
「『瀬川おんぷ、舞台で熱帯魚役に抜擢』かぁ・・・」
店主は、いつものスポーツ紙を読み終え、つぶやいた。
「あの子には、見えたのかも知れんな・・・こいつらのココロが」
〜 瀬川おんぷの淋しい熱帯魚 おわり 〜
128 名前:
12
投稿日:2004/01/21(水) 01:46 ID:???
今から10年ほど前、世界名劇「ブッシュベイビー」でショウガラゴの役を
演てておられた白鳥由里さんが、役作りの為に名古屋の動物園で飼育係に
不審がられながらも、1日中ガラゴをずっと見ていた・・・
というエピから取った「熱帯魚編」如何なもんでしょ?
しかし、ご近所の凄い勢いでレス数を伸ばしている某スレに
マジ驚いているというのは内緒の話だ。・・・テヘッ
129 名前:
じゅうに
投稿日:2004/01/23(金) 02:56 ID:???
ぷーるるんぱとれーぬ!。
130 名前:
12
投稿日:2004/01/23(金) 02:57 ID:???
ずっと会いたかったあのコに会える。
どんなにいとおしくても、どんなにせつなくても・・・
今は写真でしか会えないあのコに・・・
元気にしているだろうか?
この写真よりも大きく成長しているだろうか?
早く会いたい
そして、出来ることなら・・・この胸に抱きしめたい。
いまのあのコを知らない分、
わたしの、この想いはつのるばかり・・・
「おんぷちゃん、なんか今日はゴキゲンだね」
「え?・・・ええ、ちょっとね」
「・・・エー、なにさ、勿体ぶっちゃって・・・おーしーえーてーよーぅ」
「う、うん・・・小さい頃からね、ずっと会いたかったコがいるんだけれど、
なかなか機会が無くって・・・でも、やっと今度・・会うことが叶うんだぁ」
「えっ、誰、誰?・・・まさか男の子とか」
「違う違う・・・そんなんじゃなくって・・・
なんていうか・・・憧れ・・・かな?」
あこがれ・・・まさにそのとおりだった。
でも、本当のことをどれみちゃんに言ったら・・・驚いちゃうだろうな・・・
その日が近付くにつれ、わたしの心は高鳴った。
学校でも、お仕事の時にも
あのコの姿が、頭から離れなかった。
この気持ち・・・もしかして、あのコなら感じ取ってくれるかも知れない・・・
そして、ついにその日がやって来た。
わたしは・・・ドキドキしていた。
大空市からも、美空市からも遠く離れた街
あのコの住む街へ・・・
でも
そこへ近づくにつれ、わたしは不安になってきていた。
もし、あのコが・・・わたしを嫌ってしまったら・・・
ううん、そんなこと絶対無い。
あのコならきっと、わたしのこの想いを・・・受け入れてくれる。
(だってわたしは、あなたのことがこんなに好きなんだもの)
解かってくれる、そう信じて・・・
・・・・・・
「ハイ、いまわたしは鹿児島県指宿市の池田湖へ来ていまーす。
ここでご紹介しちゃうのは、わたしも会いたくてしょうがなかった
このコ ttp://www.asahi-net.or.jp/~er5k-trns/ikedako.html
何だと思いますか?右上に見えるお魚さんと比べると
どのくらいの大きさか解かると思うのですが・・・そう、このコは・・」
「わたしの大好物の鰻、池田湖の大鰻でーす。」
〜 瀬川おんぷの 「まいう〜」 おわり 〜
131 名前:
12
投稿日:2004/01/23(金) 03:16 ID:???
2万・・・もとい2000ギョウ期待駄文kage〜 ミテナイヨネ?
という訳で、いつもに輪をかけておもいっきりアフォ内容ですよ・・・
もう、どうしたもんか・・・
おんぷたんがうなぎ好きって設定は、も!の忘年会話での彼女のセリフ
「あ、土用の丑の日にうなぎ食べるの忘れた」
ってトコから取ってまつ。なんか、ワッフルやクレープなんかよりこっちの方が
「どれみ的」にしっくりくるなぁ・・・と思ってみたり。
132 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/01/23(金) 03:50 ID:???
( ゚Д゚) まいう〜。
【池田湖の大うなぎ】
…長さ:180cm ウエスト:30cm 目方:20数キロ …でかっ!?
そうですか。おんぷ様には大うなぎが似合いますか。承知しますた。
.
_〆◎(。 。)◎ …"イケダコノ オオウナギ"…ト。
サテ、 ドコデツカオウカナ? アヒャ!
133 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/01/23(金) 20:32 ID:???
俺の知らない間にこんなに良SSを投下しやがって!
そんな12さんが大好きだ!
134 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/01/25(日) 16:02 ID:???
おんぷ編いい感じですね。12さんがんばれ!
135 名前:
71
投稿日:2004/01/25(日) 20:11 ID:???
あ〜、イイね。
がまぐちのお話はとても好きダヨ◎(*゚∀゚)◎。
子犬を放置出来ずにお持ち帰り〜なんて展開も妄想してしまいました。
136 名前:
12
投稿日:2004/01/26(月) 04:11 ID:???
「なんか、ここに来ると・・・落ち着くんだよね」
今回のお仕事場の近くに、大きな公園がある。
わたしは空き時間に、そこで本読みをしていた。
元々は庭園だったそうで、緑が多く、季節の花が咲き競っている
冬の今でも、ピンクや白の寒梅を楽しむことが出来た。
野球やサッカーをする小学生
陸上部だろう、近くの大学の学生がジョギングをしていたり、
梅の写真を撮る老婦人
ノルマをこなして、休憩中(?)の営業サラリーマン・・・
この公園に来ている人たちを見ているのも、なんだか楽しかった。
何日か通ううち、いつも同じ場所にいて、
絵を描いている青年に気が付いた。
「どんな絵を描いているんだろう?」
と、そーっと近付いてみた。・・・が
青年はわたしに気づくと、道具をたたんで去ってしまった。
・・・なーんだろ?・・・きっと、人に見られたくないのね・・・
翌日も、そのまた翌日も
青年は同じ場所で絵を熱心に描いていた。
・・・気になる・・・
思い切ってわたしは言葉を掛けてみた。
「・・・こんにちは、いつもここで絵を描いているんですね。」
青年は描いていたキャンバスをサッと隠して、
「・・え・・ええ、まぁ・・」
と言いながら、道具を片付け始めてしまった。
「・・・どうして、わたしが来ると帰っちゃうんですか?」
「・・・えっと」
「どうして絵を見せてくれないんですか?」
「・・・・僕の絵は、まだ人様に見せられるような物じゃないから」
照れて苦笑する青年。
でも、わたしは・・・
「自分が一生懸命描いたものに、何故自信が持てないんですか?
・・・わたし、絵のこと詳しくないけれど、
一生懸命描けば、絵に魂が・・・命が宿るんじゃないかと思うんです。
その絵を見た人は「良い絵だ」とか、ありきたりの言葉しか言えないかも知れない。
でも、絵を見た人のココロの中には、それぞれの絵に対する「何か」がきっと残るはずです。
わたし、この一週間あなたが一生懸命絵を描いていること、見ているから・・・
だから・・・そんなこと言わないで、もっと自分の絵に自信を持って・・・・はっ」
つい熱くなって、勢い任せに喋ってしまったことに気づき・・・
「・・・ごめんなさい・・・わたし、余計な事を・・・」
「・・・ううん、君の言うとおりだよ・・・ありがとう。
でも、ゴメン。この絵はまだ見せられないよ・・・」
「・・い、いいんです、アハ・・わたし・・ホントにごめんなさい。」
恥ずかしくなって、逃げるように走ってその場を後にした。
137 名前:
12
投稿日:2004/01/26(月) 04:11 ID:???
・・・わたし、何興奮してるんだろ?・・・
彼が・・・わたしに似ているから?・・・
わたしが芸能界に入ったのも、最初は人見知りを直す為で
正直、ここまでになるつもりはなかった。
でも、一生懸命、がむしゃらに打ち込んでいるうちに・・・気づいたら好きになっていた。
みんなにわたしを見てもらいたくて・・知ってもらいたくて
たとえ結果が出せなくても、見ていた人のココロにはきっと何かが残ってくれる。
そう信じて・・信じていたからいままで頑張ってこれた。
だから、あの青年にも自信を持って貰いたかった。
ただ、それだけだった。
・・・・・・
連ドラのお仕事も無事に終わり、わたしは公園へ行くこともなくなった。
それから1週間ほど経った、ある日。
事務所にわたし宛の大きな包みが届いた。
それは、絵のキャンバス・・・村上・・あの青年からの物だった。
「おんぷちゃん、村上さんって・・あの新進気鋭の若手画家、村上刀吾じゃない?」
「・・・そんな有名な人だったの・・・わたしなんてことを・・・」
「前略、瀬川おんぷ様
突然の無礼、お許しください。先日、公園で叱られた者です。
あの時に描いていた絵、実は「あなただけに見られたくない絵」だったのです。
しかし、自分の絵に自信が持てなかったのは本当のことです。
あの時におんぷさんが言った言葉、今でも僕の心に焼き付いています。
同時に、ますますファンになりました。
見てくれる人の心に「何か」を残す為に、お互い「一生懸命」をガンバリましょう!
追伸・一緒にお送りする絵は、あの時に描いていた絵です。
「女優に恋をする画家」
あの公園で初めてあなたを見た時、僕の好きな曲のシュチュエーションに似ていて、
思わず描き始めてしまったものです。気に入って頂けたら嬉しいです。」
その絵は・・・
キャンバスいっぱいに描かれた薔薇の中に、わたしが立っていた。
「・・・あの歌・・・・・わたしも大好き。」
〜 瀬川おんぷの100万本のバラ おわり 〜
138 名前:
12
投稿日:2004/01/26(月) 04:47 ID:???
という訳で、少々強引な♪ch1000000hit おめでとー!! 駄文だす。
古い歌なので、知らない方が多いかもですが・・・
ttp://bit.sonymusic.co.jp/servlet/PackageSpecialPage?TEMPLATE=package_special_page.html&SELL_ID=80307744&PACKAGE_ID=MHCL00121
ここで一部分だけですが試聴できます。テヘッ
>>132
さん
アッヒャー・・・ミテクレテタ-!?
【蛇足トリビア うなぎの養殖収獲量日本一は鹿児島県である。】
意外にも浜名湖のある静岡県じゃないんですねぇー。
何でも、今回の舞台wとなった池田湖のある薩摩半島の対岸
大隈半島では年間千トンも養殖、生産されているらしいっス。
ttp://www.tbs.co.jp/uwasa/20040104/bantsuke.html
いやもう、すんごく期待してますんで・・・ヨロシクです。モモティン!
>>133
さん
テレテレ・・・大好きなんて言ったって・・・
駄 文 し か 出 ま せ ん よ 。
>>134
さん
前にも言ってますが、ホントおんぷたんはネタが作りやすいんですよね。
もう、体の細部に到るまで・・・マゲーとかw
ガンバリマスです。ハイ
>>71
さん
あ、なんかそうゆうコトしょっちゅうやりそうだなぁー 優しいどれみさんなら。
その度にはるかさんは頭を抱えてたんだろうナー と妄想。
139 名前:
12
投稿日:2004/02/17(火) 00:10 ID:???
|▲▲
|#○○ <ダレカイマスカー?
140 名前:
☆彡名無しっち♪
投稿日:2004/02/17(火) 00:45 ID:???
|
|ー゚) …イマスデスヨー。 キタイシテマスデスヨー。
141 名前:
12
投稿日:2004/02/18(水) 01:13 ID:???
それは、ある駅と少女の物語。
北海道夕張の近くに楓という名の駅がある。
この駅には1日1度しか列車がやって来ない
日本一発着列車の少ない駅。
この駅の傍の社宅に住む少女、楓。
生まれつき体が弱く、外を自由に出歩くことが出来なかったが
心の優しい親思いの女の子。
学校に行くことも出来ない彼女には、友達がいなかった。
その代わり、物心つく頃から、駅に着く列車を見て育った彼女は、列車が好きだった。
朝7時過ぎ、1両の単行列車が来て、また戻ってゆく。
でも、その列車に乗ることすら、彼女には叶わなかった。
その列車を見ながら
いつか元気になって、きっとこの列車に乗ってみよう。
そう思っていた。
12歳になった冬のこと、彼女は進行性の重い病に掛かってしまった・・・
しかし、部屋のベットから列車を見る彼女の思いは変わらなかった。
雨の日も、風の日も、雪の日も
変わらず、同じ時刻にやって来る列車。
その列車を見送るたび、彼女は折り紙で鶴を折るようになった。
「わたしには、ともだちがいない・・・
でも、この鶴がいつかわたしをあの列車に乗せてくれる。
そして、学校へ行ってともだちをいっぱい、いっぱい作るの。」
もう手を動かすこともままならなくなった彼女にとって、それは並大抵のことではなかった。
でも、彼女は鶴を折り続けた。
一年が過ぎた冬の日、少女は旅に立った。
念願の楓駅からの列車に乗って
もう二度と戻ることのない、永久の旅へ・・・
春、楓駅は廃駅が決まった。
その物語は、母親の言葉で締めくくられている。
「楓と同じように、駅もあの子の事を今まで見守ってくれていたのですね。
私達がその「終着駅」へ着く頃には、あの子も成長しているでしょうね・・・
でもきっと、待っていてくれるでしょう
あの子が愛した、楓駅で。」
142 名前:
12
投稿日:2004/02/18(水) 01:13 ID:???
・・・・・・
今度、この物語「楓とかえでの物語」が映画化される。
オーデション最終選考まで残った2人
わたしはどうにかその一人になることが出来た。
でも・・・・
「彼女と、もう1週間近く話していないなぁ・・・」
それは、あの日のこと。
「いやぁ・・・まさかおんぷ先輩と一緒に選考に残れるなんて
思ってもいなかったッスよ。
しっかし、本当にあるんですねぇ、楓駅って。」
「ええ、JR石勝線の駅で、この物語のように今春限りで廃駅になってしまうんだけどね。」
「おお、流石おんぷ先輩。物語の舞台のこともちゃんと調べてるなんて
でもなんだか、今回残ることが出来たのって、わたしの名前のおかげなんじゃないかなぁ・・・
なんたって「かえで」ですからネ・・エヘヘ」
「・・・・・・」
「あのぉー・・・おんぷ先輩?」
「本気で思っているの?・・・名前で残ることが出来たって
・・・そんな気持ちじゃ楓役は、絶対に渡せない。
ダメね、もっと自覚を持たなきゃ。
あなたとわたしは、次の最終選考で一つの役を取り合う”ライバル同士”なのよ?」
「そ・・・そうですよね、ハハハ・・・でも、嬉しかったんです。
おんぷ先輩と同じ役を競い合う事が出来て・・
「何度も同じ事を言わせないで。
・・・貴女はもっとプロとしての自覚を持った子だと思っていたのに・・・違ったようね。」
「えっ・・・あっ・・・あのぉ」
三島かえで
同じ事務所で、わたしの後輩
そして・・・良きライバル。
別に彼女と喧嘩した訳ではないし、嫌いになった訳でもない。
その事で、彼女の元気が無いのも解かっていた。
でも、わたしはこれで良いと思っている
何故ならわたしは
本気で「楓役」を取りたいから。
・・・・・・
自分の運命に翻弄され、それでもなお、自分の想いを貫き通した少女。
もし自分が余命いくばくもなく、夢も希望も破れてしまっても
わたしは生きる希望を・・・持ち続けることが出来るだろうか?
彼女のように強くなれるだろうか?・・・
わたしにその役を演ずることが出来るだろうか?
人の幸せは、人それぞれ
自分では「たったこれだけの事」って思っていることも、
人によって物凄く感動したりする事だってある。
一日一回やって来る列車を見送る。
想いを叶えようと精一杯生きた彼女だからこそ、
それが希望への道標であり、幸せへの列車だって思えた。
それはあまりにも小さくて儚い夢・・・
・・・・・・
この役は今までのわたしに無い、とても大切な何かを教えてくれると思ったから。
だから、どうしても譲れなかった。
あのままの関係でオーディションを受けたら
きっとあの子も、わたしも、お互いを想ってしまうから
外面ではそう想っていなくても、心の奥底にきっとそんな惑いが残っている。
わたしがあの時・・・かれんちゃんに魔法をかけたように・・・
こんな時の生半可な同情や、馴れ合いは邪魔になるだけ
彼女にもわたしと同じように、必死になってオーディションに望んで欲しい
わたしとの真剣勝負に挑んで欲しい。・・・ただ、それだけ・・・
・・・・・・
そして、最終オーデションの日。
「・・・おんぷ先・・・いや、今日だけは・・・瀬川さん。」
「なに?」
「わたし、絶対負けませんから。」
「・・・わたしも・・・負けられない。」
でも、きっとあるはずの・・・心の中の想いを隠し、今は「役者を演ずる」わたしと彼女。
・・・いくわよ、かえでちゃん
楓役と言う名のヒロインに恋し、奪い合う2人の物語。
舞台の幕は上がった。
「よーい・・・スタート!!」
〜 瀬川おんぷの『恋敵 ライバル』 おわり 〜
143 名前:
12
投稿日:2004/02/18(水) 01:36 ID:???
ヤッチャッタヨ・・・マタオコラレチャイソウ・・・ユルシテー
お久です。最近他所様のお宅を荒らしまくっている恥晒しな12です。
今回の「先輩後輩」ですが、仲がいいとやりにくいでしょうね、実際
でも、3年生のときより「女優」として成長した彼女はこんな感じなんだろうか・・・
と妄想・・・如何なもんでしょ?
>>140
さん
ひょっとしたら、つまんないんで愛想尽かされちゃったかなぁー
とか思っていたんですよ。マジで
嬉しかったッス。ありがとおです!
144 名前:
71
投稿日:2004/02/18(水) 23:06 ID:???
乙〜。
愛想なぞ尽かしておりませんよ〜、安心してください。
さてさて、内容は…141がちょいと長いかな〜と思う
必要な部部だとは思うけども、もっと簡潔にまとめても良いのでは。
突然141ってのが違和感あるのかなぁ…
ん〜…偉そうに語ってごめんよ…
145 名前:
おんぷとおんぷ 1/2
投稿日:2004/03/03(水) 00:35 ID:???
・・・わたしの知らない・・・わたしが居る。
最初は気のせいだと思っていた。
しかし、グラビア撮影にドラマのロケ、アニメの吹き替えと・・
明らかに記憶の無いお仕事が済まされていたのだ。
でも、写真やテレビに映るわたし
ラジオで喋っているわたしは
間違えの無い わたし 瀬川おんぷ の姿・・・
それに最近何故か、朝起きてから夕方までの記憶がぼんやりしている。
ふと気が付くと、いつも自分の部屋のベットの上・・・
わたしの知らない間に
わたしの知らない瀬川おんぷが現れて
学校へ行き、お仕事をしている。
「こんな事が出来るのは・・・あの子しかいない・・・でも何故?」
・・・・・・
翌日
「おんぷちゃん・・おんぷちゃん起きて!・・・おんぷちゃん!!」
どれみちゃんがわたしを呼ぶ声が・・遠くに聞こえている。
昨日彼女に、昼間のわたしの家の様子を見にくるように頼んでおいたのだ。
・・・やっぱり記憶の無い昼間、わたしはベットの上で眠っていたんだ。・・・
でも、起きようとしているのに、目が開かない、体が動かない。
まるで、魔法をかけられているみたいに・・・
「・・・て・・テレビ・・局へ・・・わたし・・連れ・・・てって・・おねが・・い・・・」
「えっ、ナニ?・・・テレビ局へ行くの??・・・どうしよう・・・」
・・・・・・
テレビ局では既にドラマの収録が終わっていた。
「おんぷちゃん、お疲れ様。
この後7時から雑誌の取材、8時から次のドラマの顔合わせ・・なんだけど・・
本当に大丈夫なの?こんなにお仕事を引き受けてしまって・・
ついこの間まであんなに「疲れてしょうがない」って言っていたのに。」
「ううん、わたし元気だから心配しないでママ。
あと少しの間だけ、お仕事をたくさんこなしておきたいの。
その後、ゆっくり休むから・・・ねっ、お願い」
「おんぷちゃんがそう言うなら・・・でも、無理だけは絶対しちゃダメよ。」
「ウン・・・ありがとう。」
「じゃあママ、次のお仕事の打ち合わせに行ってくるから」
楽屋はおんぷ・・いや、おんぷちゃんの格好をしたわたし一人になった。
そして鏡に映る自分に向かって呟く。
「これでいいの・・・こうしなきゃいけないんだ。」
・・・コンコン
ドアを叩く音に、フッと我に返る。そして、笑顔になって扉を開いた。
「ママ忘れ物?・・・・!!!」
そこには、どれみちゃんにおんぶされた、わたしの主・・・瀬川おんぷが居た。
「やっ・・ぱり・・・こういう・・事・・だった・・・のね・・
魔・・法・・を・・・解き・・なさい・・・・
・・・解きなさいロロ!!」
146 名前:
おんぷとおんぷ 2/2
投稿日:2004/03/03(水) 00:36 ID:???
・・・・・・
「・・ごめんなさい、おんぷちゃん。
でも、こうする他に方法が思いつかなかったの・・・」
「あなたは・・わたしの気持ちを一番理解してくれている子だと思っていたのに
・・・わたしが命と同じくらい、お仕事を大切にしているって事を・・・
なのに・・・なんでこんな事をしたの?」
今にも泣き出しそうなロロを、どれみちゃんはそっと頭を撫でながら尋ねた。
「ロロはさ、今でもおんぷちゃんの気持ちを一番解かっているはずだよ。
何かあったんでしょ? ロロ」
「女王様・・ハナちゃんが言っていたの・・・おんぷちゃんが・・・
このまま仕事を続けたら、病気に掛かっちゃう・・って
・・・だからわたし、じっとしていられなかったの・・・・」
「あたしも気付いてた・・・おんぷちゃん、最近辛そうだったから・・・
確かに、テレビに映っている顔はそんな事、微塵も感じさせなかったけれど
・・・あたし達には届いていたんだよ。おんぷちゃんの心の声が・・・」
どれみちゃん達からは、再三に渡って気遣いの電話や手紙が届いていた。
でも、その便りを聞く「心の余裕」すら、わたしは無くしかけていたのだ。
「ちょっとの間だけでも良いから、おんぷちゃんに休んで欲しかったの。
怒られてもいい、嫌われてもいい・・・わたしはどうなっても・・・
おんぷちゃんが元気になってくれさえすれば・・・それだけで・・」
「・・だからおんぷちゃんに変身して、眠らせてあげていたんだね。」
「・・・そっか・・・みんなに心配掛けちゃってたんだね・・・ゴメン。
わたし、知らないうちに自分でもセーブ出来ないほど、お仕事にのめり込んでいたの。
このまま続けたら、きっとわたしは体をダメにしてしまう。そう解かっていても・・・
それに・・・テレビやラジオに沢山出ていれば、
みんなにわたしの元気な姿を・・・頑張っている瀬川おんぷの姿を見てもらえるから
・・・今は逢うことの出来ないみんなにも・・・会う事が出来るから・・・
だから余計・・・止められなかった。」
「「おんぷちゃん・・・」」
「ごめんねどれみちゃん、それに・・・怒っちゃってごめんね・・ロロ。」
しゃくりあげるロロを、そっと抱きしめて・・・わたしも一緒に泣いた・・・
・・・・・・
「ロロのおかげで、体も休まったし、気分もとても良くなっちゃった。
これからはみんなに心配掛けない為・・・いいえ、自分自身の為に
お仕事はほどほどにしなくっちゃね。 ホントにありがとう、ロロ」
「ううん、わたしおんぷちゃんが元気でいてくれたなら、それだけで嬉しいから。
・・・・それじゃ、わたし魔女界に帰るね。
女王様やドド達に黙って、飛び出してきちゃったから。」
「そっか・・・じゃあ、ドド達にもよろしく伝えといてね。ロロ」
ロロが元の、妖精の姿に戻る。
あれだけ泣いたのに・・・また涙がこみ上げてきた。
「・・元気で・・・また・・会おうね。」
去り際に、涙を拭うように・・わたしの頬をひと撫でして、
その小さな姿は夜空に飛び去っていった。
「・・・ありがとう、わたしのかわいい妹・・・ロロ・・・」
147 名前:
12
投稿日:2004/03/03(水) 01:41 ID:???
いやー、やっぱおんぷたんは婦人警官が良く似合ってる。w つー訳で
お ん ぷ た ん 誕 生 日 お め 〜 !!
無印後半から登場した「おジャ魔女おんぷ」の遣い魔ロロ。
彼女は無印での登場が1回も無く、妖精としてはある意味一番注目されていたのですが、
如何せん#以降の妖精の扱いがアレになっちゃったもんで・・・
こんなフォロー話もあったらな・・・的駄文ですた。
>>71
さん
いつもアリガトーです。嬉しいッス。
コレ、実は先に141の部分が上がっていて、後からオーデションの部分を書き出した
為にこんなコトになっちゃったんス。
あんまり関係ないのに長杉ぎるかな・・
と思いつつも、切る事が出来ませんですた ・・・_| ̄|○
あと、ひとりごとなんスけど
このスレをkageてるのは、私がSS職人見習い未満の駄文書きで、
ageるのはずかしいってのもあるんですが(とういか、最初のうちはそれだけ)
kegeスレだからこその良さ・・みたいなのもあるんですよネ。
見つけてもらって感想貰ったり、某スレにネタにされたり・・・
ココに住んでいるからこそ、71さんや某ももティン、Westさんに、うのひとさん
そして沢山の☆彡名無しっち♪ さんに読んで頂けたと思ってるんスよ。マジで
とか言いながら、反応クレクレのアフォ丸出しなんですが・・・
ちょっと反応くれただけで12はスゴク嬉しいんで、
どうかこれからも生暖かく、長〜い目で、この駄文スレを見守ってやってクダサイ。
オナガイシマツ。
148 名前:
West
投稿日:2004/03/05(金) 02:00 ID:???
わざわざ名前出して下さってありがとうございます。ずっと感想つけてなかったけど
ちゃんと読んでますよ〜。ロロって相方に似て、一見クールでも思いやり深いんでしょうね。
#のドド家出話が頭に浮かびます。
そういえば、もしかして某デートスレで書いてるのも
>>12
さんですか?
149 名前:
わたしに吹く風
投稿日:2004/03/07(日) 02:59 ID:???
「いたい、おめめがいたいよぉ〜」
「大変・・・おんぷちゃん、擦っちゃダメよ。」
ママとおさんぽのかえりみち
風かとっても強くって、わたしの目に埃が入ってしまった。
公園の水道で目を洗って、ハンカチで軽く拭う。
「・・・わたし、かぜさんキライ・・・
おめめはいたくするし、おきにいりのおぼうしもなくなっちゃうし・・・
かぜさんなんて、いなくなっちゃえばいいんだ・・・」
「おんぷちゃん、そんな事言っちゃ風さんが可哀想よ。」
「だってぇ・・・」
ママはわたしをだっこして、空を見上げた。
「・・・風さんはね、これから冬の妖精さんを乗せて北の国へ帰ってゆくの。
そして、みんなに「もうすぐ春だよ。」って教えてくれているのよ。」
「そうなのぉ?」
「そう。おんぷちゃんに「来年また来るよ。」・・ってお別れしているの。
だから、ゆるしてあげなさい。」
「・・・うん、わかった。」
・・・・・・
春先の風の強い日になると、いまでも思い出すあの日のこと
まだわたしが、この道を歩みだす前のママとの思い出。
風はあの時のわたしを覚えていてくれているだろうか?
・・・瞬間、ひときわ強い風がわたしを吹き抜けてゆく。
「・・・ふふっ・・・おぼえてるよ・・・かぁ・・」
・・・かぜさん、また来年も会おうね。・・・
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(2006/03/17)